初心者でも3Dスキャナーがなんとか使えましたよ!


こんにちは、スタートアップカフェコザのよしながです。

オキナワミライファクトリーで評判が高い機材のひとつに3Dスキャナーがあります。例えば手をスキャンしてそれがパソコン上で立体的に表示されるとみなさん一応に「おぉー!」と嬉しいリアクションが返ってきます。これまで簡単な操作しかしたことのなかった初心者が3Dスキャナーで3Dデータをこしらえてそれを3Dプリントするまでの様子を使い方も一緒にご紹介します。

 

EinScan-Pro(アインスキャンプロ)

オキナワミライファクトリーの3DスキャナーEinScan-Pro(アインスキャンプロ)は手持ちor 固定どちらにも対応しており、大きなものはスキャナーを手に持ち対象物をスキャン、また小さいものなら360度回転するターンテーブルに対象物をのせてデータを取り込むことができます。フリーハンドでスキャンするのは初心者にはハードルが高いので、今回は簡単にスキャンできるオートスキャン(ターンテーブル)を使用します。

 

3Dスキャナーを使ってみましょう

(1) EinScan-Pro(アインスキャンプロ)を起動

(2) スキャンモードを選択 → 固定スキャン  オートスキャン

(3) 新規作成の場合  新規プロジェクト を選択 → フォルダ名を設定してデスクトップへ保存

(4) テクスチャー選択  テクスチャー無しスキャン

(5) スキャナーとターンテーブルの距離を調整

3Dスキャナー用パソコンの画面左側に小さなカメラ画像が表示されます。ターンテーブルに円を描くように並んでいるマークポイント全部が画面の中に収まり、且つ画面中央の十字マークがマークポイントの真ん中に来るようにします。スキャナーとターンテーブルの距離は35cmから40cmくらい。

(6) 対象物をターンテーブルに設置

ターンテーブル上のマークポイントを対象物で隠さないよう注意します。初心者は直径10cmの円におさまるモノが失敗が少ないです。大きなものは慣れてから。

(7) 明るさを調整

スキャンを始める前に明るさを調整します。3Dスキャナー用パソコンの画面左側のカメラ画像を見ながら、画面下の明るさ調整バーを左右にスライドさせ画面の中に対象物がしっかり確認できる明るさにします。赤く表示されると明る過ぎ、対象物が黒く潰れて認識できない場合は暗過ぎです。調整バーの下にあるHDR設定は、対象物の明るさが極端に異なる場合に設定しますが通常はオフのままで。

(8) スキャン開始

画面右側のツールバーのスキャンボタンを押してスキャン開始です。オートスキャンではターンテーブルが1回転するまで複数回のスキャンを行います。1回転ショット数は設定で変更することも可能。削除ボタンを押すと回転が止まりスキャン中止となります。

(9) スキャンの追加
オートスキャンではターンテーブル1回転がスキャンの単位で1回転終了後に次の操作が可能になります。1回転ではスキャンが完了しない場合はターンテーブル上の対象物の向きを変えてスキャンを追加します。

(10) 位置合わせ
追加スキャンをする場合前回のスキャンとの位置合わせ自動で行います。しかし前回のスキャンと重複する部分が少ない場合や特徴のない形状では手動で位置合わせを行わなければなりません。その場合はスタッフまでお問い合わせください。

(11) 削除
位置合わせがうまくいかずスキャンできなかった場合、最新のスキャンを削除します。画面右側の削除ボタンを押すと今回のスキャンが削除されひとつ前の状態に戻ります。新しいスキャンを残したまま古いスキャンを削除することはできません。

(12) メッシュ化

スキャンしたデータは独立した点の集まりとなっています。メッシュ化ボタンを押すとこれらをつなげてポリゴン(多角形)データに変換して面を作ります。メッシュ化には2種類あり、取得したデータのみを使用してメッシュ化するサーフェスと、点群を取得できなかった部分を強制的に穴埋めし3Dプリントが可能な閉じた形状にするソリッドがあります。今回はソリッドを選択。

(13) 保存
メッシュ化の結果が表示されるとスキャンデータを保存することができます。右側のツールバーから保存ボタンを押しファイル名と保存場所、ファイル形式を指定します。3Dプリンターで出力するなら.stl 形式

 

3Dプリントしてみました

右がオリジナルで左がスキャンデータから3Dプリントしたもの。

 

簡単な操作しかしたことのなかった3Dスキャナー初心者が、3Dスキャナーで3Dデータをこしらえてそれを3Dプリントするまでをご紹介しました。これまでは手持ちであれこれスキャンするけれど毎回エラー発生でスキャンを最後まで完了させたことはありませんでした。でもターンテーブルを使えば簡単にそしてキレイにスキャン出来ました。「3Dスキャナーは難しい」と思っていたのでちょっと感動です。みなさんも体験してみませんか?

 

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