本紹介:「なぜ日本人はこんなに働いているのにお金持ちになれないのか?」


本書はとてもストレートで。そして、とても心にグサリと来るタイトルの本だ。

誰しもが一度は考えたことがあるかもしれない、でも深くは考える事はあまり無い。無意識の内に目をそらしているのかもしれない。

「日本人は沢山働くから国が豊かなんだ」
「ちゃんと暮らせない国の方が多いんだ」
「そんな事気にする必要ない。働いてお金を稼げば幸せになれる」
と言う意見も出てくるかもしれない。実際私も多少はそう思う。

しかし、本書に書かれている内容は、そもそも「労働と対価」の話ではない。
「そもそもお金って何ですか?」と言うシンプルな疑問への回答書だ

世界からお金の意味が見えてくる

筆者は元証券マンで若くして成果を上げ、多くの資産家と付き合いながらも「お金持ちにも関わらず不幸せな人々」に疑問を感じ、2014年のリーマン・ショックを機に「お金とは何か?」を考え直すために世界をバックパッカーして回った稀有な人物だ。

  • お金は何故発生したのか?
  • いつから今のようになったのか?何故なったのか?
  • お金がもたらすもの、パワー、その可能限界は何か?
  • 世界中を見て回ったお金に関する各国の認識や、各階層の人々の思いとは?

お金とは本当は何なのか?

筆者の答えは、あきれるほどシンプルだ。(ここではネタばれになるので書きません)
しかし、「それ」こそが円滑に社会経済、人々のコミュニケーション、関係発展を促すものだ。
そして、「それ」は貨幣経済が限界に差し掛かっている現代世界で、また別の意味を持って重要性を増している

言われてみれば確かにその通り。とてもスンナリ頭に入る、でも「その」重要性は今後の「インターネットが標準化された世界」で生きていく上でもとても重要になり得る事だと痛感させられる。

「それ」(お金の本質)は一体何なのか?

読み終わった後に「なぜ日本人はこんなに働いているのにお金持ちになれないのか?」タイトルの「お金」の部分に答えを差し替えると、さらにグサッと心にくるかもしれません。

文章は平易で読書好きの人には2時間もあれば読めます
休みの日にスタートアップカフェでゆったりと読書など如何でしょう?

とてもおすすめですよ!

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